イタリアの若者について

2023/09/28(Thu) 07:45

生まれた時から知っているMちゃん。

随分と久し振りに会いました。多分、3、4年ぶりです。

彼女は、この街からバスで45分位の山に住んでいます。高校時代は、私の住む街にバスで通っていました。

「何歳になったの？」と聞いたら

「21歳！」

月日が流れるのが早くて怖すぎます。

学校を卒業してから、大学には進まず、家で母親の手伝いなどをしていたのだと思いますが、来月から働く事になったと言っていました。

でも、自分の住んでいる街には何も無いから・・・。
好きな仕事を見つけた訳では無い感じでした。学校に通うのはあまり好きじゃ無かったと聞いていましたが、
学校に来ていた時が懐かしいと言っていました。

私や子供達にとって、この街は特に何も無いと思っていても山の方の小さな街に住む子には、都会なんでしょうね。

冬になれば、免許を取る予定だと言うので、バスよりは早く街まで来れるだろうから、少しは生活も変わるでしょう。

生まれた場所によって、将来の可能性が狭まることもあると感じました。
街に出て来たくても、家賃、生活費が掛かります。支払いをする為には、しっかりとした職を見つけないといけないしい簡単には行きません。

うちの子達も大都市には住んでいないので、都会の子よりは選択肢は少ないのかもしれません。出来るだけのサポートはしてあげたいけど、本人のやる気次第でもありますよね。

そして、最後に見た時よりも更に体重が増えていて、不規則な生活を送っているのかな？と思ったりしました。
お父さんも大柄な人なので、お父さん似だと思いますが、小さい時は、ぺこちゃんみたいで本当に可愛かったのです。

余計なお世話だと思いますが、ちょっと痩せて昔のMちゃんを取り戻して欲しいな親戚のおばさん感覚で思いました。
今の生活に不満がある様に思えたので、21歳！色々な事に挑戦して充実した生活を送って欲しいです。

日本の子供達は、欲しい物がすぐに手に届く環境が整っていて、恵まれていると思います。
イタリアに生きる自分の子供達と同様にMちゃんの将来になりました。また、近いうちに会って話せる機会が出来れば良いなと密かに思っています。